アウシュビッツとは??
アウシュヴィッツ・ビルケナウはナチス・ドイツがヨーロッパのユダヤ人の大量殺を目的として設立された6つの強制収容所および絶滅収容所のことを言います。
はじめはポーランド人の強制収容所として、その後ソビエトの捕虜のためにナチスのドイツ占領下でポーランドに建設されすぐに他の多くの国籍の刑務所になりました。
100万人を超えるユダヤ人の男性・女性・子供、数万人のポーランド人犠牲者に加え、数千人の人種殺人、およびいくつかのヨーロッパ国籍の囚人収容所としての機能もありました。
キャンプは焼却棟で100万人以上の人々を殺害し、その90%がユダヤ人だったという証言もあります。
第二次世界大戦中のナチス犯罪の痕跡であるアウシュビッツ・ビルケナウ記念博物館には、毎年世界中から100万人以上の訪問者が訪れています。
アウシュビッツへの行き方
クラクフからアウシュビッツまではバス・現地ツアーに参加・日本からのツアーに参加・車の4種類があります。
バスは少し安いですが電車への乗り換えなどもあるので現地ツアーに参加するか、日本からのツアーに参加するのがベストではないかと思います。
1.ツアーで行く
クラクフから行くアウシュビッツ現地ツアーはたくさんあります。expediaにもクラクフからの現地ツアーはありました。
バスでも行けますがちょっと複雑なので個人で行く場合は現地ツアーに参加するのが無難だと思います。
現地ツアーは不安という方は日本からのツアーで行きましょう。一番確実です。
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2. バスで行く
バスで行く方法もあります。やはりこのバスで自力で行くことの醍醐味はいろいろなところに立ち寄れたりすることです。
ただ旅に慣れていないと無駄な時間が掛かってしまったりするので注意は必要です。
効率を求めるなら現地ツアーに参加か日本からのツアーに参加が無難です。
◎バスで行く方法◎
バスはクラクフ(krakow)⇒オシフィエンチム(Oswiecim)までバスで行きます。片道10-12 PLNくらいです。
オシフィエンチム(Oswiecim)からは歩いて行きます(約2km 徒歩約30分)。バスも出ているみたいですがよくわかりませんでした。
3. 車を運転して行く
クラクフからアウシュビッツまでは1時間30分あれば着きます。
私は何度か海外で運転をしたことはありますが 、表札や道路の仕組みがわからず迷うこともあります。
自分で運転していく場合は細心の注意をして下さい。
アウシュビッツの施設内
有名なアウシュツビッツの入口。
敷地の両側にはレンガ造りの施設が並んでいます。
同じ光景が続きなんとも不気味です。この施設に人が敷き詰められるように住んでいました。
通路のいろいろなところに看守の塔などが立っています。
施設の中はとても薄暗くもの凄く不気味です。
写真を撮ろうと思いましたが撮ってはいけないのではないか、とゆう思いが沸きとっていない箇所もたくさんあります。
たぶん洗濯物を洗ったりするところでしょう。
トイレの環境も最悪ですね。ウイルスなどが蔓延してしまうことも容易に想像がつきます。
部屋の様子です。
狭い部屋にはベッドだけで好きなことなんてなにもできない。毎日死ぬまでがむしゃらに働かせられ、とても辛く怖く絶望の毎日を過ごしていたことでしょう。
敷地は有刺鉄線で脱走できなくなっていたりします。
敷地内は辺り一面有刺鉄線だらけです。
脱出を阻止するために何重にも有刺鉄線が張り巡らされています。
着るものもまともに着ていない状態で、この有刺鉄線の数を見ても脱走しようとするのですから、どれほど劣悪な環境で生活していたのかは容易に想像がつきます。
収容所では何度か大きな反乱が起きています。
トレブリンカ収容所の反乱、ソビボル収容所の反乱、アウシュビッツでのゾンダーコマンドの蜂起、ヘウムノなどがあります。
脱走に成功するものはいるものの、そのほとんどは脱走後再び捕まり殺害されてしまいます。
これが焼却炉です。
通常なら火葬炉というべきなのかもしれませんが...ここでは一日に100人以上が焼かれています。
実際はもっと多いのですが。もはや火葬ではなく焼却です。
最後に処刑場です。
横一列に人を並べ次から次に射殺していきます。ここで信じられない程の人が射殺されました。
ここで行われていたホロコーストは世界で最大規模です。
以上でアウシュビッツの記事は終わりになります。どんなところか少しは分かって頂けたでしょうか?
将来においてこのような同じ悲劇が決してないようにしなければならない、と心の底から思う旅になると思います。
コネブロ内にはクラクフの記事やヴィエリチカ岩塩坑の記事もあります。是非、お読み下さい。